犬が一緒に寝るのはなぜ?かわいい行動の裏に隠された意味とは

 

こんにちは。toutoucocoの駒田です。

わんちゃんには色々な癖があります。
「飼い主様と同じベッドで寝る」
この癖があるわんちゃんも多いのではないでしょうか。

その結果、

  • 一緒に寝れて嬉しい!
  • 可愛すぎる!
  • 落ち着く! etc…

このように思う飼い主様がほとんどかと思います。
しかし、その行動の意味とはなんでしょうか?
なぜわんちゃんは一緒に寝る行動を取るのでしょうか?
わんちゃんの考え方を理解することでより愛おしさが増すでしょう。


しかし、かわいいだけではありません。
一緒に寝ることのリスクについて
しっかりと理解していきましょう。 

なぜ飼い主様の布団で一緒に寝ようとするの? 

飼い主様の匂いを感じていたいから

犬の嗅覚は人間の数千倍以上。

飼い主様を大好きなわんちゃんにとっては、飼い主様の匂いほど良い香りはありません。

匂いがかなりついた靴下が大好きで、よく咥えたりしているわんちゃんも多くいるかと思います。

私たち側からするとやめて欲しいのですが。笑

あなたも好きな匂いに包まれている間は幸せを感じませんか?

わんちゃんも同じです。

好きな匂いに包まれて寝ることで安心して熟睡することができます。

布団が心地よい

人が心地良いと感じる布団は、わんちゃんにとっても快適です。

フカフカの布団で寝ることが病みつきになっている可能性があります。

その場合は飼い主様がいない間も布団で気持ちよく寝ているかもしれません。

群れで寝る習性があるから

本来、わんちゃんは群れをなして生きてきた動物です。

特に寝るときは無防備になりやすいので仲間と身を寄せ合って寝る習性があります。

大好きな飼い主様を信頼できる仲間と認識しているからこその行動ですね。

甘えん坊だから

甘えん坊な性格のわんちゃんはとにかく飼い主様と一緒に時間を過ごしたい。

そのため、同じ布団で寝る傾向があります。

日中、長く留守番をしていて不安を感じ、離れたくない!と思い甘えてくる子も。

場所でわかる!愛犬の心理

 わんちゃんが一緒に寝る場所によっても心理がわかるということもあります。

普段、あなたのわんちゃんはどこで寝ていますか?

思い返して参考にしてみてください。

足元で寝ている

飼い主様を「リーダー」とみなしています。

寝ているときもリーダーを守りたい!という気持ちがあるようです。

お腹・胸あたりで寝ている

飼い主様を自分の「仲間」と認識しています。

リーダーとはみなされていない可能性はありますが、信頼している気持ちがしっかりとあらわれていますね。

顔の近くで寝ている

飼い主様を自分より下にみている可能性が…

もちろん個体差があるので普段からしっかりいうことを聞いたりと上下関係が築けているのであれば問題はありません。

単に、

  • その場所にスペースがある
  • 寝やすい場所と認識している etc...

このように考えている可能性も十分にあります。

どんな姿勢で寝ている?

まるまって寝る

最もよく見る姿勢です。

この寝相は、内臓を守ったり体温を逃さないようにしています。

寒い季節でこの姿勢で寝ていることを見たときは寒がっている可能性があるのでブランケットをかけるなど体温管理に気をつけてあげましょう。

逆に、暖かい季節でもまるまって寝ている場合は緊張している、何かに警戒している可能性があります。

うつ伏せで寝る

周囲の危険など察知してすぐに起き上がれる姿勢です。

この姿勢で寝ているときは深い眠りができていないことが多く、リラックスできていないでしょう。

夏は暑さを和らげるために手足を伸ばして寝ていることもあります。

仰向けで寝る

「へそ天」とも呼ばれる寝方です。

この姿勢で寝ているときはリラックスしているときです。

リラックスしすぎな気もしますが。笑

家の中で危険がないことを理解し、安心して眠れているようです。

深い眠りを邪魔しないように見守ってあげましょう。

横になって寝る

倒れたように寝ているときも熟睡しているときです。

気持ちよく寝ているのでゆっくりと寝かせてあげましょう。

誰と一緒に寝ている?

初対面で他人のところへ行き、お腹を出して寝ることはまずありません。

わんちゃんが一緒に寝たいと思う人は、

  • 信頼している人
  • 安心できる人

寝ているときは最も無防備になる瞬間です。

この二つの要素がないと一緒に寝てはくれないでしょう。

家族の中で一番安心感がある人

「うちの子はいつもお母さんと寝ている」

「うちの子はお父さん!」

と家族の中でも特定の人とだけ寝るわんちゃんも多いかと思います。

これは「家族の中で一番安心感があるか」で判断している可能性があります。

スペースが取れる場所で寝ている人

自分の睡眠スペース、動きが邪魔されない場所を確保できる人を選ぶ傾向があります。

寝相が良い人、いびきがうるさくない人

自分が邪魔されず、ぐっすり眠れる人を選びます。

寝相が良く、睡眠を邪魔されない。

いびきがなく、静かに寝れる人のところの方が好まれるでしょう。

わんちゃんと一緒に寝る時のデメリット

 寝るときも一緒にいたい!

と思う気持ちはすごくわかります。

しかし、そこにはリスクもあることをしっかり理解しておきましょう。

良い面だけを見て行動することは危険です。

長く良いパートナーであり続けるためにはデメリットについて知っておきましょう。

主従関係がうまく築けず、しつけがしづらくなる

 一緒に寝ることで同等の存在だと認識してしまい、しつけがしづらくなりいうことを聞いてくれなくなる可能性があります。

しかし、関係性を築くタイミングは寝る時だけでしょうか?

一緒に寝ることで関係性が崩れるのであればそもそも良い関係が築けていない可能性があります。

  • 散歩
  • 食事
  • 遊んでいる時間 etc...

他の共有している時間の使い方次第。

一緒に寝ているからという理由で関係が崩れないように時間を大切にしましょう。

わんちゃんを意識しすぎて熟睡できない

大きさにもよりますが、寝返りを打ったときに潰してしまう可能性があります。

また、わんちゃんを気にするあまり無理な体勢で寝て体を痛める場合も…

一人で寝ないと言うことは無意識に相手に気を遣ってしまいます。

その結果、熟睡できずに朝起きるとスッキリしない状態が続き、飼い主様が体調を崩してしまう原因に…

衛生面

わんちゃんの抜け毛やよだれがシーツについたままにしてしまうとかゆみなどの原因になります。

頻繁に洗濯することを心がけましょう。

シーツだけなら大丈夫かもしれませんが、ベッドや布団などにノミやダニがついてしまうと厄介ですね。

散歩から帰ってきたときはしっかりとノミやダニを駆除してから家に入れてあげましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

「わんちゃんがなぜ一緒に寝るのか」

その行動の意味が少しは理解できたのではないでしょうか。

  • 癒される
  • 安心する
  • かわいい etc...

わんちゃんが大好きなあなたは一緒に寝たい!と思うはず。

しかし、メリットだけではありません。

その反面もしっかりと知り、自分たちらしい絆の形を作り上げてくれればと思います。