犬の耳で気持ちがわかる?感情を読み取るポイントとは。
「わんちゃんの耳はよく動くなあ。」
と思ったことはありませんか?
人と同じように音を聞くという役割がある他にも、「感情を表現する」という大切な役割があります。
今回は「耳から読み取るわんちゃんの気持ち」についてご紹介していきます。
ぜひ最後まで読んで愛犬の気持ちを確認してみてください。
なぜ耳に感情が現れるのか?
人は表情筋を動かして喜怒哀楽を表現しています。
わんちゃんは耳の筋肉が発達している。
そのため、表情以外にも自由に動かすことができる耳を使い感情を表現しています。
わんちゃんは話すことができません。
正確に相手に自分の気持ちを伝える方法として全身を使ったボディランゲージやカーミングシグナルを使用しています。
耳から汲み取る4つの感情のサイン
ピンと立った耳
- 緊張している
- 何かに注目している
- 威嚇している
周囲の何かに興味を示しているサイン。
知らない人がいたときは緊張していたり、他のわんちゃんと対峙したときは威嚇したりと状況によって感情は変わってきます。
表情や尻尾など他の部位と合わせることでより気持ちが汲み取りやすくなるでしょう。
耳が立っているときはわんちゃんが集中している状態の可能性が高い。
そのため、何かをしつけしたいときはこのタイミングで練習すると良いですね。
ペタンと後ろに倒している耳
- 不安や恐怖心がある
- 嬉しい
- リラックスしている
「ヒコーキ耳」と呼ばれる耳。
怖くて弱気になっているとき、甘えたいときの2種類の感情のサインがあります。
表情が硬い、尻尾を下げているときは恐怖がある。
足元に擦り寄ってきたり、尻尾を振っていたり、表情が緩んでいたりすると気は甘えたいとき。
耳以外の全身を観察して「どう思っているのかな?」と読み取れるようにしておきましょう。
耳を横に向けている
- 不安がある
- 警戒している
- 不満を抱えている
わんちゃんが遊んでいたり、ゆっくりしているときに邪魔をしたりしていませんか?
「もうちょっと遊びたかったのになあ。」「ゆっくり休んでいたのに…」
と少し不満があるようです。
ピクピク動かす耳
周囲の情報を集めているサイン。
初めての環境ではよくしていますね。
また、寝ているときに耳がピクピク動く仕草を見たことはないでしょうか?
その場合は夢を見ている可能性があります。
人間の睡眠でよく聞く「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」。
実は、わんちゃんにもあるんです。
レム睡眠のときに脳が覚醒しているため夢を見ることが多く、連動してピクピク動くことがあります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
人は耳で感情を伝えることはありません。
そのため、表情に目が行きがちですがわんちゃんは違います。
わんちゃんの耳について知ることは愛犬のコミュニケーションを深めることに繋がります。
ぜひ、愛犬の耳に注目してみてください。
思いがけない発見があるかもしれません。
では。